FOOD 04 Aug 2020

【レシピ】ハーブを使いこなして夏のトマトを更に美味しく味わう!ワンランク上のお手軽イタリアン

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長く降り続いた雨の季節が終わると同時にセミの鳴き声と共に眩しい日差しと暑さがやってきます。そして真っ赤に熟した露地物のトマトが店先に並び始めるといよいよ本格的な夏がスタートします。

今やトマトはハウス物が主流となって一年中手に入れることができますが、この時期の太陽の光を沢山浴びた露地物のトマトの味は格別です。生で食べることが多い日本のトマトはジューシーで柔らかいのが特徴ですが、加熱して食べるのが主流のイタリアのトマトは水分が少なく、果肉が分厚いのが特徴です。生食中心の日本のトマトは水分が多いので加熱料理に使うと何となく味がぼやけてしまいがち。でもこの時期のトマトは味が濃く、火を通してもイタリアのトマトに勝るとも劣らず、甘味と旨味が増して本当に美味しいのです。

私のお気に入りの調理法は爽やかな香りのハーブと合わせること。豊かな香りがトマトの風味を引き立ててくれます。
今回はハーブをアクセントにしたトマトの美味しさが味わえるレシピをご紹介しようと思います。

<本日のレシピ>
トマト、ズッキーニ、とうもろこし、カマンベールチーズのオーブン焼き(使用ハーブ:イタリアンパセリ)
ペンネの焼きトマトソース(使用ハーブ:イタリアンバジル)
トマト、あさり、豚バラ肉の白ワイン蒸し(使用ハーブ:ディル)
たらのハーブグリルとトマトのソテーのソース(使用ハーブ:タイム)

桃太郎、フルーツトマト、ミニトマト、アイコの写真左から桃太郎、フルーツトマト、ミニトマト、アイコ

日本のトマトは桃太郎が主流、酸味と甘味のバランスが良く、果肉がしっかりしているのが特徴。ミディトマトは皮と果肉がしっかりしていて甘さが強いのが特徴です。ミニトマトは味が濃く食べやすいので最近はこちらの方が人気なんだとか。アイコは楕円形のミニトマト、甘くて果肉がしっかりしていて潰れにくいです。

トマト、ズッキーニ、とうもろこし、カマンベールチーズのオーブン焼きの作り方

トマト、ズッキーニ、とうもろこし、カマンベールチーズのオーブン焼きの写真

旬の食材を詰め込んだオーブン焼きです。トロリと溶けたトマトとカマンベールチーズが絶妙なソースになります。

<材料(2人前)>
トマト(1センチ幅の輪切り) ― 1個
ズッキーニ(5ミリ幅の輪切り) ― 1本
とうもろこし(実を外す) ― 1/4本
カマンベールチーズ(6等分に切る) ― 1/2個(50g)
にんにく ― 少々
オリーブオイル ― 小さじ1+大さじ1
塩 ― 小さじ1/3〜
黑こしょう ― 少々
イタリアンパセリ ― 少々

<作り方>

1. 耐熱容器にオリーブオイル小さじ1を敷き、半分に切ったにんにくの切り口を擦り付けて香りを移す。塩少々(分量外)をふる。

2. 1にズッキーニ、とうもろこし、トマトの順に塩を振りながら重ねる。カマンベールチーズをのせ、こしょうを振り、オリーブオイルを回しかける。

3. 180度のオーブンで22分程焼き、イタリアンパセリを手でちぎりながら散らす。

トマト、ズッキーニ、とうもろこし、カマンベールチーズのオーブン焼き

イタリアンパセリイタリアンパセリはクセが少ないのでどんな料理とも合わせやすい

ペンネの焼きトマトソースの作り方

ペンネの焼きトマトソース

焼いたトマトにバルサミコ酢を加えて煮詰めると濃厚なトマトソースに早変わり。ご飯やそうめんにかけても美味しい、この時期のトマトならではの美味しさを味わえます。

<材料(2人前)>
トマト(半分に切る) ― 2個
にんにく(包丁の背で潰す) ― 1/2かけ
オリーブオイル ― 大さじ1+大さじ2
A:塩 ― 小さじ1/2
A:バルサミコ酢 ― 大さじ2
ペンネ ― 160g
バジル ― 少々
パルミジャーノチーズ(すり下ろし・粉チーズで代用可) ― 適量

<作り方>

1. たっぷりの湯を沸かし塩を多めに入れ、(水1リットルに対し小さじ1)ペンネを袋の表示時間に従って茹でる。

2. フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにくを入れ、弱火にかけ、良い香りがしたらにんにくを取り出す。

3. 2にトマトを加え、両面こんがり焼き、Aを加えてトマトを崩しながら軽く煮詰める。

4. 茹で上がった1とオリーブオイル大さじ2と塩少々(分量外)で和える。

5. 4を皿に盛り、3をかけ、バジルを散らし、パルミジャーノチーズをかけていただく。

ペンネの焼きトマトソース

バジルトマトと言えばバジルという程、食欲をそそる甘くてスパイシーな香りはトマトと好相性

トマト、あさり、豚バラ肉の白ワイン蒸しの作り方

トマト、あさり、豚バラ肉の白ワイン蒸しの盛り付け写真

あさりと豚肉の個性的な味のまとめ役はトマトの酸味。蒸し汁も美味しいのでパンにつけたりやご飯にかけて是非最後までいただいてみて下さい。

<材料(2人前)>
あさり(砂抜きをしてよく洗う) ― 200g
豚バラ肉(2センチの長さに切る) ― 100g
ミニトマト ― 10個
にんにく(包丁の背で潰す) ― 1/2かけ
オリーブオイル ― 大さじ1
白ワイン ― 大さじ3
塩・黒こしょう ― 各少々
ディル(あれば) ― 少々

<作り方>

1 フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかける。良い香りがしたらあさり、豚肉、ミニトマト、白ワイン、塩、こしょうを入れ、強火にかけて5分程火にかける。

2 あさりの口が開いて、豚肉に火が通ったら火から降ろし、ディルを散らす。

トマト、あさり、豚バラ肉の白ワイン蒸しの盛り付け写真

ディル爽やかな香りが特徴のディルは、ヨーロッパでは「魚のハーブ」として魚介類とよく合わせる

たらのハーブグリルとトマトのソテーのソースの作り方

たらのハーブグリルとトマトのソテーのソース

ソースの代わりはじっくり火を通したトマト。フォークで潰してソテーしたたらに絡めていただく「美味しくて簡単レシピ」の見本の様な一品です。

<材料(2人前)>
たら(切り身) ― 2切れ
タイム ― 少々
塩・黒こしょう ― 各少々
オリーブオイル ― 大さじ2+大さじ1
にんにく ― 1かけ
トマト(1.5センチの厚さの輪切り) ― 1個
アスパラガス(3等分の長さに切る) ― 3本

<作り方>

1. たらに塩、こしょうをふり、タイムをのせて15分ほどおく。

2. フライパンにオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れ、弱火にかけて良い香りがしたら、水気をキッチンペーパーで押さえて取り除いた1を中火で両面こんがり焼き、皿に盛る。

3. 2のフライパンを綺麗にし、オリーブオイル大さじ1を加え、トマトとアスパラガスをこんがり焼く。

4. 2の皿に3を添え、塩をふる。

たらのハーブグリルとトマトのソテーのソースの盛り付け写真

タイム肉類、魚介類どちらにも使える万能ハーブのタイム。刺激的な清涼感のある香りが特徴

どれも手軽に作れるレシピばかりです。この時期ならではの味を楽しんでみませんか?

高木あゆみさんによるイタリア料理レシピはこちら

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WRITER PROFILE
高木あゆみ
高木あゆみ

横浜・青葉台と東京・浜松町での料理教室『ahhouse』を主催。食品メーカー、書籍、出版向けのレシピ開発及び撮影、イベントでのクッキングデモストレーション、食材セミナーなどを行っている。季節の野菜やハーブを使い和食、イタリアン、エスニックなどをミックスしたボーダレスな料理を得意とし、食卓には様々な国籍の料理が並び、海外向けのレシピ開発の仕事も多い。二男の母、朝5時に起きて息子のお弁当を作り、ランニングをするアクティブ派。自分にとっての心地よさを何よりも大切にする。ブログhttp://ahhouse.wordpress.com

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