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FOOD 27 Sep 2019

Jaffaが教えるナポリピッツァの真実Vol.03 「あなたは手で食べる? ナイフとフォークで食べる?」

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ナポリピッツァの正しい食べ方とは?

テレビやラジオでナポリピッツァのお話をするときに、よくある視聴者からの質問に「ピッツァはナイフとフォークで食べた方が良いの? 手づかみが良いの?」というのがあります。

「ピッツァはナイフとフォークで食べた方が良いの? 手づかみが良いの?」

結論から先にお伝えしますと「熱々のうちに美味しく食べられればどっちでも良い」です。
細かいルールより、ナポリピッツァは提供されてから5分以内の熱々のうちに食べることが最重要!

ナポリピッツァは提供されてから5分以内の熱々のうちに食べることが最重要

そうしないとチーズは硬くなり、ソースは冷めてしまいます。
美味しいラーメンでも、麺がのびて、スープがぬるくなったら、美味しさが半減するのと一緒です。
日本ではピザに対して、ホームパーティなどで6等分や8等分にカット済のものをデリバリーしてもらい、おしゃべりをしながら手づかみで食べるものという印象があるので、ナポリピッツァも手で食べるものと考えてる人が多いのではないでしょうか。
しかし、ナポリピッツァの店に行くとナイフとフォークが用意してあって、周りの人もナイフとフォークで食べていたりするから迷ってしまいますよね?
また、お店によって「本場のナポリスタイルで、ナイフとフォークでカットしながら食べてください」という店と、「ナポリのように手づかみで食べてください」という店があって、これもまた皆さんを迷わせてしまう原因となるのです。
イタリア人と話すと、「ナポリではみんな手づかみで食べているよ」という人もいれば、「レストランに行ったらナイフとフォークでしょ」という人がいますが、どちらも正解なので、そこであまり悩まなくても良いと思います。
私は、行ったお店によって使い分けるのがスマートで良いと考えています。

基本的には一人1枚をシェアせず食べる

ナポリのピッツァは、日本のラーメンと同じ感覚なので、基本的には一人1枚ずつ好きなピッツァを注文して、シェアをしないで最後まで自分が頼んだピッツァを食べる

ナポリのピッツァは、日本のラーメンと同じ感覚なので、基本的には一人1枚ずつ好きなピッツァを注文して、シェアをしないで最後まで自分が頼んだピッツァを食べるのがナポリのスタイル。なので、カットをしないで提供されることが多いのです。
先にカットするとソースが流れたり、冷めやすくなるので、日本でも1人で食べる場合はカットをしないで提供してもらいましょうね。
ただし、最近はナポリでもグループで来て、シェアする人達もいるので、そういうグループには、カッターやハサミで6等分にカットして出す店もあります。

最近はナポリでもグループで来て、シェアする人達もいるので、そういうグループには、カッターやハサミで6等分にカットして出す店もあります

カットしないで出てきたピッツァは、ナポリの下町にあるカジュアルなピッツェリアや、フェスなどのイベント会場では、パタンパタンと折りたたんでパニーニみたいに手で持って食べるのが楽しいし、美味しいですよ。

フェスなどのイベント会場では、パタンパタンと折りたたんでパニーニみたいに手で持って食べるのが楽しいし、美味しい

上手なナポリピッツァの食べ方(手づかみ編)

カジュアルなピッツェリアとお洒落なリストランテで、手づかみとフォークを使い分けるのもスマートです。

カジュアルなピッツェリアとお洒落なリストランテで、手づかみとフォークを使い分けるのもスマート

カジュアルな店で、手で持って綺麗に食べる方法は、先ほどの例のように折りたたむのも良いですが、初めにナイフとフォークで食べやすい大きさにカットして、先端を折るようにしましょう。

まずは食べやすいサイズをご自身の皿に置きます

まずは食べやすいサイズをご自身の皿に置きます

指でピッツァを折り曲げつつ、フォークで固定します

次に指でピッツァを折り曲げつつ、フォークで固定します
そして写真のように手で持って食べると、端が垂れてチーズやソースがこぼれないで綺麗に食べることが出来ますよ。

そのまま指でつかんでお口へどうぞ

そのまま指でつかんでお口へどうぞ

上手なナポリピッツァの食べ方(ナイフ&フォーク編)

テーブルクロスがかかっていてドレスアップして訪れるようなお洒落なレストランなら、ナイフとフォークで手を汚さずに食べる方がスマート

また、テーブルクロスがかかっていてドレスアップして訪れるようなお洒落なレストランなら、ナイフとフォークで手を汚さずに食べる方がスマートです。

三角形にカットした先端をクルクルと折り曲げて、フォークを刺して

自分が食べやすい大きさにカットして口に入れると、ソースをこぼさず、お皿も綺麗なまま美しく食べられます

この場合も三角形にカットした先端をクルクルと折り曲げて、フォークを刺して、自分が食べやすい大きさにカットして口に入れると、ソースをこぼさず、お皿も綺麗なまま美しく食べられます。

どちらが美味しく、そして食べやすいか。スマートに食べられるかが大事

窯から出てきた焼きたてのピッツァは、チーズやトマトソースがグツグツとして熱々ですから、やせ我慢して「アチチッ」なんて言って手をチーズやソースで汚しながら食べるより、ナイフとフォークで自分の食べやすいサイズにカットして食べた方が、スマートでカッコイイでしょう。
「ナポリピッツァはナイフとフォークで食べるもの」という「ルール」として考えるより、「どちらが美味しく、そして食べやすいか。スマートに食べられるか」を基準にして、T.P.O.に応じて判断すれば良いと思います。
基本はカットをしないで出てきた焼き立てを、熱いうちに自分が食べやすい大きさにカットしながら食べるのがベストです。4~6人くらいでシェアすることが分かってる場合は、お店の人に4等分や6等分などにカットしてもらうように事前に頼んでおくのも良いと思います。
焼き上がって、テーブルに持って来てからカットを頼むのは、時間がかかって冷めちゃうからダメですよ。

さあ、今日も熱々のナポリピッツァをビールやワインと一緒に楽しんでくださいね。
「Buon appetito!!(さあ、召しあがれ!)」

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WRITER PROFILE
Jaffa
Jaffa

ブログ「旨いナポリピッツァ」主宰で、食べ歩きオールスターズ「食べあるキング」のナポリピッツァ担当として活躍中。これまでに4000枚を越えるナポリピッツァを食べ歩き、知識と経験だけではない交友関係の広さから、TV、ラジオ、雑誌等でナポリピッツァの企画や解説、百貨店催事やグルメイベントのプロデュース、ピッツァ職人コンテストの審査員やステージ解説、レストランのメニュー開発など、ナポリピッツァに関わることを総合的に企画。ピッツァの本国ナポリにある「真のナポリピッツァ協会ナポリ本部」から、日本人では唯一の公式ブロガーとして認定されています。Instagramでは、ナポリピッツァの画像を中心に情報発信をしています。 「blog」https://ameblo.jp/pizzanapoletana 「Instagram」https://www.instagram.com/jaffapizza/

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