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FOOD 07 Dec 2018

ピザはイタリアと日本の絆? 最高のピザを味わう「イタリア料理週間 in日本」イベントレポート

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おいしいピザはみんなを仲良くする料理!
イタリアの食文化に触れるスペシャルイベントレポート

pizza

「世界イタリア料理週間」が世界主要国で11月19日~25日に開催されました。

日本で3回目となる今回は、「地中海料理とその食材」をテーマに、イタリアの食文化に触れるさまざまなキャンペーンやイベントが多数行われました。
その中の一つが、11月23日に開催された、ピザ職人のプロがつくる焼きたてのピザを味わうスペシャルイベント「イタリアと日本とピザ」です。
ピザ職人、メディア、食品関係者など、総勢約200名が参加しました。
イタリア情報Webマガジン『SHOP ITALIA』も協賛に名を連ねており、私、ライターの梅森も「イタリアと日本とピザ」レセプションに参加させていただきました。

今回は、この「イタリアと日本とピザ」イベントについてご紹介いたします。

日本とイタリアの一流ピザ職人が集結

「イタリアと日本とピザ」イベント会場のイタリア大使館の入り口では、緑、白、赤の三色のライトアップがお出迎え。
さっそくイタリア気分を盛り上げてくれます。

暖炉の火がゆらめく館内に続々とゲストが集まってきます

アペロールでアペロティーヴォのひととき

カッペリーニ社監修、新進気鋭のデザイナーがラベルをデザインしたスペシャルエディションのサンペレグリノ

「イタリアと日本とピザ」イベントには、日本とイタリアを代表する本格的ナポリピッツァの職人=「ピッツァイオーロ」が集結し、参加者にできたてのピザを振る舞ってくれました。

左から、大西誠氏、ジュゼッペ・エッリキエルロ氏、牧島昭成氏、アントニオ・タマール氏

ピザ職人は大変豪華な面々。
イタリアのレストラン格付けガイド本『ガンベロロッソ』に選出された「ナポリスタカ」(東京・駒沢)のピザ職人ジュゼッペ・エッリキエルロを筆頭に、世界最高峰のピッツァの祭典で外国人初の最優秀賞を受賞した大西誠氏、ナポリピッツァ世界チャンピオンの牧島昭成氏(チェザリ/名古屋)。
そして、日本にナポリピッツァを広めたパイオニア、サルヴァトーレ・クオモ氏、ナポリから来日した「トラットリア・カプレーゼ」のアントニオ・タマール氏らが一堂に会しました。

ピザはイタリアと日本の絆。マルゲリータピザの由来とは?

本イベント主催者である、食情報のウェブサイト「Dissapore.com」のライター、ピザ専門の新出版プロジェクト「Garage.com」(2019年半ばにローンチ予定)の創始者アントニオ・フチート氏によるあいさつからイベントがスタート。

本イベントを主催したアントニオ・フチート氏。今回で24回目の来日

「文化の違いや距離を超えて、日本とイタリアを結びつけるのは、共に“ピッツァが大好物”だということです。
ピッツァはみんなを仲良くさせる食べものです。日本では本格的なピッツァをつくれる職人も増えてきて、極上のピッツァを食べることができます。

イタリアの傑作であるおいしいピッツァを堪能して、みなさんにイタリアのおもてなしを実感していただきたいと考えました。

最後に、ピッツァの正しい発音は“ピザ”ではなくて、“ピッツァ!”です。さあ、みなさんご一緒に!」

参加者一同で「ピッツァ!」と声をそろえたところで、次は、駐日イタリア大使ジョルジョ・スタラーチェ氏の乾杯のあいさつに移ります。
(ここからはこの記事も、「ピザ」ではなく、「ピッツァ」でお読みいただけます)

駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ氏。

「ピッツァはイタリアの伝統です。ナポリピッツァはもちろんナポリで生まれました。本場ナポリのピッツァの代表格マルゲリータはイタリア王妃マルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァに由来しています。
ピッツァはトップクオリティのモッツァレラ、小麦粉、トマト、これらを組み合わせるだけでできるのです。
ピッツァは「絆」――みんなを仲良くさせる料理です。
さて、ピッツァが待っているので、乾杯に移りたいと思います。今夜は本物のピッツァを食べましょう」

アントニオ・フチート氏、駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ氏と、ピッツァ職人のみなさんで乾杯!

乾杯のあとは、いよいよアツアツの焼きたてピッツァの登場です。
ピッツァイオーロが焼き上げたピッツァがテーブルに運ばれて来ます。

焼きたての本物のナポリピッツァ。
いい香りが会場に漂います

みんな次々に手を出して、ピッツァをほおばるので、あっという間になくなっていきます。

本物のナポリピッツァは、かみしめると小麦の香りがフワッと香り、トマトの酸味とうまみ、キュッと弾力のあるモッツァレラの食感が絶妙なバランスです。シンプルな素材ならではのおいしさでした。

屋外に設置された調理台の前で、ピッツァイオーロが腕をふるいます。
ピザ生地の形を整え、トッピングを乗せて焼き上げるピッツァイオーロの伝統的な技は、2017年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で無形文化遺産として登録されました。日本とイタリアのプロの職人たちの手さばきはお見事で、見ほれてしまいます。

これぞ、世界遺産に認定された伝統の技!

ひとつの皿に載せられた一枚のピッツァを分け合ううちに、自然とみんなの口元も緩み、あちこちで会話の輪が広がっていきます。これぞピッツァの力。

ピッツァは人と人の絆を結び、みんなを仲良くさせる料理、まさにそれを実感したイベントでした。

写真/菊地和男

WRITER PROFILE
梅森 妙 Tae Umemori
梅森 妙 Tae Umemori

出版社勤務ののちフリーランスの編集者として、単行本、雑誌、ムック、ウェブなどで、テーマにこだわらずに好奇心のおもむくままに幅広く活動中。エスプレッソ・イタリアーノ・テイスター。家電製品総合アドバイザー。編集を担当した『質問』(田中未知著、文藝春秋刊)が18年ぶりの復刊、発売中。 Twitter 『質問』伝説の書復刊 @shitsumonB

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