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FOOD 13 Sep 2019

アペリティーボを楽しむのに、EATALY(イータリー)がオススメの理由とは?

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アペリティーボとは?

イタリアの食習慣を語るうえで欠かせないのが「Aperitivo(アペリティーボ)」です。本来は食前酒という意味ですが、実際には「食事の前に軽食をつまみながらお酒を飲むこと」としてイタリア人の日常となっています。基本は立ち飲みで、友人や同僚、家族と楽しみます。

「Aperitivo(アペリティーボ)」は食前酒という意味ですが、実際には「食事の前に軽食をつまみながらお酒を飲むこと」としてイタリア人の日常となっています

そう聞くと我々日本人にも馴染み深いものがあります。酒屋の角打ちや立ち飲み居酒屋で一杯やって帰宅して家族で夕飯を食べる、という昭和の風習です(最近ですとハッピーアワーというのもありますね)。そのイタリア版と考えれば馴染みやすいのでは?

アペリティーボの名店EATALYの楽しみ方

EATALYイータリーグランスタ丸の内店は東京駅構内という好立地

現在、さまざまなお店がアペリティーボを提案しています。そんな中、SHOP ITALIAのオススメは『EATALY(イータリー)』でのアペリティーボです。イータリーは、2007年にトリノでスタートした食材販売とレストランを融合したフードマーケット。店名は、英語のEATとITALYを組み合わせたもので、最高品質のイタリア食材を知ってもらい、優れた食文化を促進することを目指したネーミングです。

EATALYイータリーには最高品質のイタリア食材が並びます

そのために、イータリーは生産者の顔、製造方法や歴史、品質へのこだわりや持続可能性への配慮について、「食べる」「買う」「学ぶ」機会を店舗で提供したいと考えているといいます。
2009年、日本橋三越店内にオープン。2号店は今回訪れた『EATALY グランスタ丸の内店』で、同店は2017年からスタートしています。店内にはパスタ、バルサミコ酢、オリーブオイル、ドリンク、ハム、チーズなどが広がり、バールカウンターも併設していて、まるでイタリアに来ているかのような気分になります。

ご存知の通り、同店は東京駅構内にあり、JRの改札まで数十メートルという高い利便性があります。そこで帰宅前に本物のイタリア料理とドリンクが楽しめるのですから人気が出ないわけがありません。事実、帰宅時間帯には多くの人でにぎわい、本場のようなアペリティーボ風景を見ることができます。

来店者の目当ては、ずばり「アペリティーボセット」です。ワイン、スパークリングワイン、ビールのいずれか一杯と軽食がセットとなったメニュー。いずれもイタリアの最高品質のものなのは言うまでもありません。

切り立ての生ハム・サラミ類(今回はミラノサラミとモルタデッラ)・チーズ2種の「TAGLIERE MISTO E BICCHIERE DI VINO(1,370円)」が人気

軽食は、切り立ての生ハム・サラミ類(今回はミラノサラミとモルタデッラ)・チーズ2種の「TAGLIERE MISTO E BICCHIERE DI VINO(1,370円)」が人気。直輸入される生ハムやサラミ、チーズは、たくさんの種類がショーケースで販売もされているので、好みの味が見つかったら、グラム買いをして帰るのもオススメ。その場で切ってくれますよ。

直輸入される生ハムやサラミ、チーズは、たくさんの種類がショーケースで販売もされているので、好みの味が見つかったら、グラム買いをして帰るのもオススメ

石臼で挽かれたピエモンテ産のこだわり小麦粉を使い、店内で焼かれるパニーニも絶品。一口サイズにカットして供されるので、アペリティーボのつまみに好適です。こちらは「TAGLIRE DI PANINI(ミニ・パニーニ セット980円)」で、6種類のパニーニから2つを選べます。

店内で焼かれるパニーニも絶品

今回はフィノッキオーナ(サラミ)とチキン&オリーブをチョイスしました。パニーニをつまみスパークリングワインで流し込む。口の中で優しい気分が広がり、一日の疲れがスーッと取れていくようです。

「TAGLIRE DI PANINI(ミニ・パニーニ セット980円)」で、6種類のパニーニから2つを選べます

ワインはボトルでのオーダーも可能

ワインはボトルでのオーダーも可能

気が付くとすでにグラスは空っぽ。でもまだつまみは残っています。飲み物をオーダーしようとカウンターに向かう前に、ボトルワインの棚が、さらにPOPが脇目に入ってきました。抜栓料1,000円。つまり、ボトル代+1,000円を払えば、アペリティーボをもっとじっくり楽しめるということ。普通のレストランでオーダーすれば数倍の価格になるであろう秀逸なイタリアンワインが抜栓料をプラスするだけで店内で飲める、というのは素直に喜んでいいでしょう。もちろん、こちらもこだわりのセレクトで、北から南まで地域ごとに陳列されていて、選んでいる時間も楽しい。

レストラン用メニューの中でピッツァのみアペリティーボでもオーダーが可能

みんなでワインを楽しんでいると今度はつまみが欲しくなりました。店内を見渡すとピッツァ窯があります。奥の着席レストラン専用のものでしょうか? スタッフの方に尋ねると、レストラン用メニューの中でピッツァのみアペリティーボでもオーダーが可能だと教えてくれました(テイクアウトもできるそうです)。アペリティーボのつもりが、「もう夕飯もここで済ませてしまえ」となったのは言うまでもございません……。ドルチェにジェラートまでいただいちゃいました。

ドルチェにジェラートまでいただいちゃいました

イータリーでのアペリティーボは、本物のイタリア料理に気軽にふれる機会を与えてくれます。ここで美味しいものを食べ、飲んでいると楽しくなり、コミュニケーションも自然と活発になります。人生を楽しむ術を知っているイタリア人がなぜ、アペリティーボを大事にするのかよくわかりました。イータリーで人生を楽しくしてみませんか?

※掲載価格はすべて税抜。2019年9月現在のものです。

EATALY グランスタ丸の内店

東京都千代田区丸の内1-9-1、JR東日本東京駅B1
03-3217-7070
月~土曜日8:00-23:00/レストラン 11:00-23:00
日曜日・連休最終日8:00-22:00/ レストラン11:00-22:00
https://www.eataly.co.jp/eataly-gransta-marunouchi/

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WRITER PROFILE
荻山尚
荻山尚

SHOP ITALIA編集長。ENGINEやCAR MAGAZINEなどの自動車雑誌編集者を経て、LEON副編集長、SENSE編集長を務めるなどファッションへの造詣も深い1972年生まれ。ピッティ・ウォモやミラノのコレクション、国際試乗会などイタリア取材の経験も豊富。

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