COLUMN
FASHION 30 Jun 2019

PITTI IMMAGINE UOMO96(ピッティ・イマジネ・ウオモ)2020年夏~SNAP第五弾~

SHARE

定番の色・柄、アイテムを上手に着る方法

ピッティ・ウオモSNAP、第5弾を始めます。今すぐ使える夏の着こなしのヒントをぜひ見つけてください!

まずはメンズファッションの定番といえるカモフラージュを使った着こなし例を。ご覧いただいた通り、カモフラには白を合わせる、ということです。強い印象のミリタリー柄には無色であり、また上品色でもある白で引き算をする、というのが正解です。カモフラには白。おぼえておいて損はありません。

続いて、こちらも白の使い方の好例。パンツにご注目ください。淡いピンクという男性にはなかなか難易度の高い色です。しかし、これも白シャツを合わせることで、ピンクをなじませ、つまりピンクをいい意味で挽きたて過ぎない、ということに気が付くはずです。また、白ではなく、男らしい紺や黒を合わせてピンクと大きなギャップを作るのも着こなしのテクニックのひとつです。こちらはちょっと着こなしが難しいですが。

チノパンと白シャツ、という普通の着こなしにアクセントを加えるのには、ジレ(ベスト)が有効というお手本。ベストの正しい着用は上の方のように、一番下のボタンは留めない。つまりこれはルールです。が、下の方のように一番上以外は全部外すという豪快ワザもお洒落という観点からはおおいにアリです。いずれにせよ、マンネリ気味のファッションにベストは有効と教えてくれるSNAPです。

イタリア人は男女ともに夏に黒、という装いがお好きです。我々日本人としては夏に黒は暑い、と考えがちですが……。一説によると黒はUVカット効果が高いとか(そういえば日傘も黒が多いですね)。いずれにせよ、黒を涼し気に着る方法をこのお二人は教えてくれます。レースを使った透け感をプラスする、というのが答えでしょう。男性の場合は、白の面積を増やすこと。その他の淡い色では黒の強さに負けてしまいますので使用を控えるのが賢明かと。

齢を重ねると、白シャツにデニムパンツ、デッキシューズという何でもない普通の服装に共感をおぼえてしまいます。ただし、細部にこだわりを見せることを忘れてならないということにもこちらのSNAPから気づかされます。シャツではスタンドカラー、袖のまくり方を。パンツでは体躯にあったシルエットを選び、裾丈もくるぶしが半分隠れるくらいの高バランスを、と。

トレンドを取り入れながらも、やり過ぎない。チェックのジャケットやクラッチバッグは日本のファッション業界人も大好きです。ここにトレンドを重視した、細すぎたり太すぎるシルエットで、すごく裾の短いパンツを合わせてはちょっとやりすぎ。彼のようにシンプルなコットンパンツを合わせることでバランスを取りたいところです。トレンド・アイテムは全体の中で1つか2つ。これぐらいがちょうどいいのです。

数年前に話題となった「サプール」以降、ピッティでもこちらのお二人のようなクラシックなスーツのスタイルは定番に。ただし、かつてのようにド派手ではなく、洗練度が増しているようです。左の方はエレガントなスーツスタイルでシューズのみにアクセントを。右の方はネクタイのみ。つまりメリハリの利かせ方が巧みということです。

ピッティ・イマジネ・ウオモ2019年夏~SNAP第一弾~はコチラ
ピッティ・イマジネ・ウオモ2019年夏~SNAP第二弾~はコチラ
ピッティ・イマジネ・ウオモ2019年夏~SNAP第三弾~はコチラ
ピッティ・イマジネ・ウオモ2019年夏~SNAP第四弾~はコチラ

メールマガジン登録はこちらをクリック

WRITER PROFILE
荻山尚
荻山尚

SHOP ITALIA編集長。ENGINEやCAR MAGAZINEなどの自動車雑誌編集者を経て、LEON副編集長、SENSE編集長を務めるなどファッションへの造詣も深い1972年生まれ。ピッティ・ウォモやミラノのコレクション、国際試乗会などイタリア取材の経験も豊富。

PR

イタリア人を笑顔にする車、チンクエチェント・ヴィンテージ|FIATオーナー紹介

fiat magazine CIAO!
PR

モードとアバルトの美しき共通項 ピッティ・イマージネ・ウオモ95 現地リポート

ABARTH Scorpion Magazine
PR

サソリ160匹、ワイナリーに放たれる —これが本場イタリア式オーナーズ・ミーティングだー

ABARTH Scorpion Magazine
PR

FIATオリジナルジェラートを、シンチェリータで召しあがれ

fiat magazine CIAO!
PR

言葉を持つ靴職人、花田優一の理想の職人像は「精神鍛錬を積んだ人」

Mondo Alfa
PR

首都高C2でアバルト595コンペティツィオーネと戯れる。

ABARTH Scorpion Magazine