COLUMN
FASHION 21 Jun 2019

フィレンツェにあるエミリオ・プッチ家の宮殿で開催されたヘリテージハブに行ってきました!

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日本でも人気のイタリアブランド「Emilio Pucci(エミリオ・プッチ)」。
ぱっと目を引く鮮やかな色彩のユニークな模様「プッチ柄」が特徴的なファッションブランドです。レッドカーペットで着用されるようなドレスはもちろんのこと、バッグやシューズなどのアクセサリーやバカンスにぴったりなビーチウェア、さらには食器やステーショナリー、インテリア家具などライフスタイル商品までさまざまなラインナップを展開し、常に注目を集めています。

フィレンツェのプッチ宮殿にブランドのヘリテージハブが誕生

ブランド創設者のエミリオ・プッチ氏はフィレンツェの貴族として生まれ、パイロットや政治家として活躍した後にファッションデザイナーになったというユニークな経歴の持ち主です。

エミリオ・プッチ氏が生前住んでいたプッチ宮殿は15世紀に建てられた宮殿でフィレンツェの観光名所ドゥオモのすぐ近くのプッチ通りにあり、現在も宮殿の一部がエミリオ・プッチの本社となっています。
2017年まではプッチ家も居住しており一般公開されたことはありませんでしたが、建築家ピエロ・リッソーニ氏とのコラボレーションによる修復を終えて新しくヘリテージハブとして生まれ変わり、年に数回のみ一般またはプレス関係者に公開されるようになりました。

昨年にはピッティ・ウオモ開催時の関連イベントとしてプレス関係者らを招いてヘリテージハブのお披露目が行われました。イタリアの歴史あるマネキンメーカー、ボナヴェリとのコラボレーションによるこのイベントは中央コートヤードに特設されたBARコーナーと2フロアに渡った展示で構成されました。

フレスコ画の天井や歴史ある絵画とブランドのインテリアが見事に調和した華やかな空間には1950年代のブランド創設初期の作品から最新コレクションまで幅広く展示。

普段見ることが出来ないブランドを支える職人たちの熟練の技が披露され、職人たち自らによる説明を直接聞くことができる貴重な機会とあって、会場を訪れた人達は熱心に匠の技に見入っていました。

プッチ家所有のヴィッラがプライベート博物館に

また、2000年からLVMHグループの傘下となったエミリオ・プッチは、LVMHグループが主催している「Les Journées Particulières=特別な日」と名付けられたイベントにてプッチ宮殿のヘリテージハブとヴィッラ・ディ・グラナイオーロを2日間限定で特別に一般公開しました。

ヴィッラ・ディ・グラナイオーロはフィレンツェから車で50分ほどのカステルフィオレンティーノにあるルネッサンス様式のヴィッラで、エミリオ・プッチの娘かつブランドの後継者であるラウドミア・プッチが2011年から所有者となり、ここにプライベート博物館を創設。

イベントではブランドシグネチャーであるプッチ柄のデザイン工程が紹介され、マニュアルまたはデジタルプロセスによる制作が公開されました。

エミリオ・プッチのヘリテージハブとヴィッラはいずれも普段は一般公開されないため、観光の際に立ち寄るといったことはできませんが、エミリオ・プッチのニュースレターに登録すれば一般公開のお知らせを受け取ることができます。

EMILIO PUCCI公式ホームページ

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WRITER PROFILE
小林 真子 Mako Kobayashi
小林 真子 Mako Kobayashi

フィレンツェ在住。元静岡朝日テレビ報道記者。2012年よりフィレンツェ在局FMラジオ番組レギュラー出演。イタリアの労働ビザを取得し、イタリア製アイテムのオンラインショップ「AmicaMako(アミーカ・マコ)」を経営。2013年、イタリアのテレビ局SKYのドキュメンタリー番組に出演。「週刊新潮」「宅ふぁいる便」等でイタリア関連の記事やコラムを執筆。 AmicaMako https://www.facebook.com/amicamako/ https://www.blog.amicamako.com/ https://www.instagram.com/amicamako/

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