COLUMN
CULTURE 24 Jun 2020

Il Viaggio del Festival(祭りの旅)Vol.1 | ヴェネツィア・カーニバル

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人生を楽しむ天才たちの国、イタリア。
私たちがイタリアと聞くと、グルメ、ファッション、アート、歴史、建造物などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、忘れてはならないのが「お祭り」。あっちの街で、こっちの村で、個性豊かなお祭りが数多く開催されているのです。
そこで、本コラムではイタリア各地で開かれているお祭りを、有名なモノからマニアックなモノまでご紹介していきます。

第1回目となる今回は、世界三大祭りのひとつ『ヴェネツィア・カーニバル』。
みなさんご存知の「水の都」ヴェネツィアは、アドリア海に浮かぶ美しい水上都市。運河を進むゴンドラやサンマルコ広場、ヴェネツィアングラスなどが有名なイタリアでも人気の観光スポットです。
そんなヴェネツィアのカーニバルは毎年2月に開催され、世界中から300万人もの観光客が訪れるそうです。

カーニバルでは豪華な衣装や、色鮮やかなフェイスペイントに目を奪われますが、なかでもひと際目を引くのが、印象的できらびやかな仮面。
実はこの仮面、ヴェネツィアの歴史と深い関係があるのです。

ヴェネツィア・カーニバルの起源をたどると、12世紀にまでさかのぼります。
近隣の都市との戦いに勝利したヴェネツィアの人々が、サンマルコ広場で踊り始めたことがカーニバル発祥のきっかけといわれています。
しかし、当時のイタリアでは階級ごとに、着る服や振る舞い、話してもよい相手まで制限されていました。そこで、仮面が登場!カーニバルの期間中、仮面をかぶるとともに、異なる階級や性別の服を着ることによって、身分に関係なく、みんなでお祭りを楽しむことができたそうです。
「ヴェネツィアンマスク」は、ヴェネツィア市民にとって“自由の象徴”ということなのですね。
ちなみに、ヴェネツィアンマスクは10ユーロ程度(日本円で約1,200円。2020年6月現在)から購入可能。
高価なヴェネツィアングラスには手が出せないという方にも、ヴェネツィアンマスクは手頃な土産としてオススメです!
※ヴェネツィア・カーニバルの起源には諸説あります。

ヴェネツィアンマスクの種類

【ボルト】
ヴェネツィアを代表するマスク。ほかのマスクが紙で作られているのに対し、磁器や厚手のプラスチックなどで作られています。

ボルトのマスク

【バウタ】
基本的に、三角帽子の下につける男性用の仮面。唇の部分が突出しているため、仮面を着けたまま食事することもできます。

バウタマスクの写真

【グナガ】
女性に扮装するための男性用の仮面。猫を思わせるデザインが数多くあります。

【モレッタ】
女性用の黒いベルベッドのマスク。顔を完全に隠すことができます。

【コロンビーナ】
ハーフマスクと呼ばれ、顔の上半分のみ覆うデザイン。顔を隠すのがもったいないくらい魅力的な人に好まれているようです。

コロンビーナマスクの写真

そのほか、現代的なマスクの中には「グエリエロ・ジャポーネ(日本の侍)」なんてものもあるそうですよ。

文:郡司 嘉洋(グンジ ヨシヒロ)

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「SHOP ITALIA」編集部
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