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CULTURE 23 Dec 2019

【Buon Natale】“おもちゃの街”へ変貌を遂げる、「Como Città dei Balocchi (コモ・チッタ・ディ・バロッキ)」に行ってきた!

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ロンバルディアを代表する別荘地「コモ」

イタリアでは12月に入ると一気に街中はクリスマス一色になり、ネオンやクリスマスの音楽が流れとても賑やかです。中でもミラノがあるロンバルディアで、豪華なクリスマスイルミネーションが見られるのが北イタリアの湖水地方を代表するコモ湖畔の街、その名もずばり「Como(コモ)」。

イタリアを代表する別荘地コモ湖畔

コモ湖はユニークな「人」の形をした、面積146㎢のイタリア国内で3番目に大きい湖です。かつて、かの有名な35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディーが「It is the most beautiful lake of the world.(世界一美しい湖)」と称賛しています。現在ではジョージ・クルーニー、マドンナ、シルベスター・スタローンといったセレブリティが別荘を所有するなど、ロンバルディアの代表的な別荘地のひとつです。
また、コモでは、007カジノロワイヤル、スターウォーズ エピソードII、オーシャンズ12など数々の映画のロケーションとしても利用されるなど、その景観の美しさで世界中の人々を魅了し続けています。

コモまでは、ミラノから車で1時間程度の場所にあるということもあり、ミラネーゼも週末のデートなどによく訪れる場所です。そんなコモでルミナリエのイベント「Como Città dei Balocchi コモチッタ・ディ・バロッキ(コモおもちゃの街)」を開催しているという情報を入手したので、散歩がてら愛犬を連れて夫と行ってみることにしました。

コモの街全体で開かれるクリスマスイベント、コモ チッタ・ディ・バロッキの風景

毎年200万人の人が訪れる、コモの一大イベント

コモ チッタ・ディ・バロッキは、今年で26回目を迎えたコモの街全体で開かれるクリスマスイベントで、今年は11月23日〜1月6日までの45日間開催されています。週末には様々な子供向けのイベントなども開催され、毎年、期間中には約200万人の人が訪れるコモの代表的なイベントの一つです。今年のチッタ・ディ・バロッキは環境、生態系の保護を目的にし、「Amiamo il pianeta! (地球を愛そう!)をスローガンに掲げています。
そんなチッタ・ディ・バロッキの見どころは、夕方17:30から点灯されるマジックライトフェスティバル、さらにメルカート・ディ・ナターレ(クリスマスマーケット)です。

コモの街全体で開かれるクリスマスイベント、コモ チッタ・ディ・バロッキの風景

コモの街全体で開かれるクリスマスイベント、コモ チッタ・ディ・バロッキの風景

ヨーロッパのクリスマスに欠かせない、クリスマスマーケットの起源はドイツ。日曜日の礼拝の際に、街の教会の広場前に開かれるマーケット(市場)で、クリスマスの時期にクリスマスに関するものを販売していたものが14世紀頃から「クリスマスマーケット」という形で盛大に行われるようになり、90年代になってイタリアにも広がりました。
現在では国内の多くの街でこの時期になるとクリスマスマーケットが開催されるようになっています。ちなみに、イタリアでも最も古い歴史を持つクリスマスマーケットは、ユネスコの自然世界遺産に登録されているドロミティの街「ボルツァーノ」。現在、同地ではイタリア最大のクリスマスマーケットが開催されています。

コモの街全体で開かれるクリスマスイベント、コモ チッタ・ディ・バロッキのクリスマスマーケット

チッタ・ディ・バロッキのクリスマスマーケットでは、約70もの店舗が街のあちらこちらの広場やストリートに並びます。近隣で生産されるチーズやサラミなどの生鮮食品、クリスマスオーナメントやキャンドル、ストールやマフラーなどの防寒具など様々なアイテムが揃います。さらに、チョコーレート、プレッツェル、日本の揚げパンのようなパンツェロッティなど、日本の出店のようなスタンディングフードも味わうことができるのも、このクリスマスマーケットの楽しさです。

コモの街全体で開かれるクリスマスイベント、コモ チッタ・ディ・バロッキのクリスマスマーケット

プロジェックトマッピングで華やぐ広場

マジックライトフェスティバルと呼ばれる、チッタ・ディ・バロッキのイベントでは、コモの街の中心部のドゥオーモ広場、ヴェルディ広場、グリモルディ広場、ローマ広場など14もの広場や教会などの70にも及ぶ建物がライトアップされ、夕暮れとともに街が彩り、まるで魔法がかかったかのように輝き始めます。

コモの街全体で開かれるクリスマスイベント、コモ チッタ・ディ・バロッキのクリスマスマーケット

この光の演出の多くには、イタリアではビデオマッピングと呼ばれているプロジェクトマッピンングが投影されています。このプロジェクトマッピングには約100台の最新のプロジェクターや特殊なライトが利用され、豊富な色バリエーションと繊細な光で鮮やかなライティングを楽しむことができます。

コモの街全体で開かれるクリスマスイベント、コモ チッタ・ディ・バロッキのクリスマスマーケット

当日は小雨が降っていたのですが、地面に投影されるゴールドやシルバーなど、煌めきを帯びたライトが濡れた地面にキラキラと光っているのが印象的でした。さらに、おもちゃの街の名に相応しい小人たちが動く映像や、雪の結晶が舞う映像、数万個のライトで飾られたクリスマスツリー。バロック様式の建築が並ぶコモの街が、眩いライトで変貌を遂げる「おもちゃの街」は、子供から大人まで夢の世界にいるような雰囲気を味わうことができるクリスマスのとっておきの場所です。私も幼い頃にクリスマスのワクワクした気分を少しだけ思い出した、そんな12月のとある夜でした。

コモの夜に輝くネオンサインAuguri

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WRITER PROFILE
Manami Palmieri
Manami Palmieri

イタリアのミラノ在住、フォトグラファー兼ライター。アメリカの大学にて芸術学部を卒業後、日本の一部上場企業に就職しアートディレクターとして活躍。国内外で写真展を開催するなど、アーティストとしての幅を広げ、2016年に渡伊。結婚を機にイタリアに移住。現在は、写真と文字でファッションやアートを中心としたグローバルな最新情報を発信中。

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