INTERVIEW
AUTOMOTIVE 06 Jun 2018

遊びを忘れないオトナのSUV「マセラティ レヴァンテ」オーナー インタビュー| Maserati Levante スポーツカー

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スポーツカーメーカー「マセラティ」が生んだSUV

トライデントのエンブレムが優雅な気品を漂わすマセラティは、イタリアを代表する高級車ブランドであり、スポーツカーメーカーでもある。そんなマセラティが初めて送り出したクロスオーバーSUVが、2016年に登場したレヴァンテ。全高は約1.7mあり、見た目はSUVだが、エンジン音を聞くとスーパーカーそのもの。そんな勇ましいサウンドを響かせながら待ち合わせ場所に姿を見せてくれたのは鎌倉市在住の会社経営者、的場洋一郎さんだ。

レヴァンテオーナーの的場さん。レヴァンテオーナーの的場さん。

的場さんは、かつてフェラーリF430を所有。現在はレヴァンテのほか、アバルト・エディツィオーネ・マセラティを所有する、目の肥えたイタリア車オーナーだ。といって、イタリア車ばかりを選んできたというわけではない。ドイツ車やアメリカ車にも乗ってきた。ではなぜレヴァンテを選んだのか。

――レヴァンテを選択された経緯を教えてください。

まずはデザイン。ひと目でそれとわかるかたちをしているのと、あとは色ですね。この“ブルー・エモツィオーネ”という色はブルーの中でも個性的で、イタリアらしいと思いました。それで興味を惹かれてショールームに見にいって見たら、内装の革の質感も高くて、いいなと思ったんです。

上質なレザーをふんだんに用いたレヴァンテのインテリア。上質なレザーをふんだんに用いたレヴァンテのインテリア。

媚びていないところが魅力

――イタリアを好きになったのはいつ頃ですか?

イタリア好きというよりは、気に入ったものがイタリア製だったということが多いです。クルマや服、家具など、気付くとイタリア製のものが身の回りに増えてはいますが、イタリア製だから選んでいるというわけではないんです。

レヴァンテ

――なるほど。イタリアありきではなく、気に入ったモノが結果的にイタリア製だったということですね。ではイタリアのモノづくりの魅力はどういったあたりにあると感じますか?

イタリアって、いいモノづくりをすると思います。ただその良さはアメリカやドイツ製ほどわかりやすくはないのかなと。イタリアというと、フェラーリやランボルギーニをイメージする人が多いけど、そういう製品だけがイタリアらしさなのではなくて、実は遊び心だったり、わかってもらえる人にだけわかってもらえればいいですというようなモノづくりだったり。ユーザーに媚びていないところが魅力だと思います。

レヴァンテ

楽しく仕事する人に向いたクルマ

――レヴァンテでは、どんなところに魅力を感じていますか?

運転席からの眺め、革の質感、スイッチの配置とかがすごく絶妙。座席に座って初めてわかる、大人の世界観を売り物にしているように感じています。性能第一主義ではない。もちろん速いことは速いし、平均以上のものは持っていると思うけど、それでも誰かと張り合うような物づくりはしていないような気がしますね。それよりも大切にしているのは、自分たちの世界観。明るい世界観を目指したようにも感じます。高級車であることをことさらにアピールしない。でも、こだわりは人一倍強い。想像ですけどイタリアの家具みたいに革職人がいて、木工職人がいて、それぞれのカテゴリーの職人が力を出し合って、いいものが出来上がる。それぞれの分野で尖った人たちの仕事が合わさってすごく面白いものを作り出す、という感じのスタイルなのかなと。

レヴァンテ

――レヴァンテはどういう人に向いていると思いますか?

スーツも似合う、カジュアルな格好も似合う。これは作り手が楽しんでいるから、できる芸当なのかなと思いますね。ブルーのカラーリングと革の組み合わせなども、こういう“遊び”があってもいいと思わせられます。それを受け入れて自分たちも楽しくなる。いつも遊び心を忘れずにして仕事に取り組む。そんな楽しく仕事する人に向いたクルマだと思います。

WRITER PROFILE
曽宮 岳大 Takeo Somiya
曽宮 岳大 Takeo Somiya

ICU大学院卒。自動車雑誌「LE VOLANT」、自動車webサイト「Driving Future」、「webCG」などを経て独立。2017年にコンテンツ・映像制作会社 株式会社フレズノを立ち上げ、企業やメディアのコンテンツ制作を手掛ける。

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