COLUMN
AUTOMOTIVE 31 Jul 2019

エンブレムの変遷から世界に一台しかないコンセプトカーまで楽しめるミラノの「アルファロメオ歴史博物館」

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アルファロメオ博物館とは?

「Museo Storico Alfa Romeo(アルファロメオ歴史博物館)」に行ってきました。ここはミラノ中心地から北西へ約15kmのアレーゼにあり、かつてアルファロメオを製造する工場やデザインセンターなどがあった場所です。

歴史博物館の名のとおり、1910年の創立当時から現代のモデルが展示されています。まず注目したいのは、エンブレム。ロンバルディア自動車工場株式会社を意味するイタリア語の頭文字「ALFA」だけが付いています。今のように「Alfa Romeo」となるのは9年後の1919年からなのです。

有名な四つ葉マーク「Quadrifoglio」が使われ始めた頃のレーシングカーも展示されています。このP-2は1925年、史上初の自動車レース世界選手権においてチャンピオンになりました。アルファロメオが偉大な自動車メーカーといわれるきっかけとなったクルマです。

世界に一台しかないコンセプトカーも

モーターショウ用にカロッツェリア各社が制作した、世界に1台しかないようなコンセプトカーもたくさんあるので、じっくり見ていると2、3時間はあっという間。イタリア車の魅力、デザインも堪能しましょう。

クラシックカーばかりでなく、近年のモデルも展示されています。1996年の国際ツーリングカー選手権(ITC)に参戦した155V6Tiは、鈴鹿サーキットで開催されたシーズン最終戦にも参戦していますので日本とも縁のある1台です。

かつて名車が生まれた場所で、100年以上続く名門の歴史を振り返ってみてはいかがでしょう?

Museo Storico Alfa Romeo
(ムゼオ・ストリコ・アルファロメオ)
Viale Alfa Romeo, 20020 Arese (MI)
Tel: 02 44425511
http://www.museoalfaromeo.com
Opening Times: 10.00-18.00
Close: Tuesday
Ticket: 12,00€(Adult)

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WRITER PROFILE
小野 光陽
小野 光陽

自動車歴史家、フォトグラファー、出版者。モデナ自動車工学専門学校卒。国内レーシングチーム設計室、自動車検査登録事務所、出版社を経て独立。クラシックカーとイタリアを中心に幅広く活動中。環境省「COOL CHOICE推進チーム エコカー作業グループ」メンバー。イタリア本国ミッレ・ミリアに3度参戦。フィアット500の写真集『La 500 : piccola grandiosa』を写真家・加納 満氏と出版。

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