COLUMN
AUTOMOTIVE 15 May 2018

北京モーターショー2018に姿を見せたイタリアン・ハイパフォーマンスカー

曽宮 岳大 Takeo Somiya
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急発展する中国市場へのスーパーカーブランドの対応

米国を抜き、9年連続で世界最大の自動車市場に君臨する中国。2017年の新車販売台数は約2900万台と日本市場の約5.5倍に達した。その中国の首都北京で偶数年に開催され、大いなる盛り上がりをみせた北京モーターショー2018。そこにはイタリアのスーパーたちも顔を並べた。


マセラティは、中国の高級車市場の成熟に伴い、顧客のニーズにより細かく対応するパーソナリゼーション・プログラムを充実させた。

マセラティは、2018年モデルから展開する新たなトリムオプションとして「ギブリ」「クアトロポルテ」「レヴァンテ」の3モデルに、「グランルッソ」と「グランスポーツ」を設定すると発表した。これらはマセラティが標榜する“スポーティ&ラグジュアリー”を、それぞれのテーマに沿って表現したものとなる。


画像のモデルは、ギブリ グランルッソ。

「もっと高級」か「さらにスポーティ」か

グランルッソは、よりラグジュアリー色を強めた仕様。イタリアのファッションデザインブランド、エルメネジルド・ゼニアがデザインしたインテリアを採用する。またモデルによりゼニアのシルク素材を採用したり、快適装備が充実したりと高級感がさらに高められる。


画像のモデルは、レヴァンテS グランスポーツ。

一方、グランスポーツは、レースの雰囲気を取り入れることでスポーティ感を高めた仕様となる。サポート性の高いシート形状やグリップ感の高いスポーツタイプのステアリングホイールなど、ドライビング志向の高い装備が与えられる。


北京モーターショー2018におけるマセラティブース

さらにグランルッソとグランスポーツは、フロントグリルやアルミホイールなどエクステリアパーツについても、それぞれのテーマに沿った意匠が与えられる。なお、グランルッソとグランスポーツは、日本においても2018年モデルより展開される。

中国市場でのプレゼンス向上を図るランボルギーニ


ランボルギーニは北京モーターショーで3モデルすべてを展示した。

一方、ランボルギーニは北京モーターショーにおいて、V10エンジンを搭載する「ウラカン」、V12エンジン搭載の「アヴァンタドール」、SUVの「ウルス」の3モデルを中国で初めてフルラインアップで展開した。ちなみにランボルギーニの中国市場への参入は2005年と歴史が浅いものの、同国における高級車市場の急速な発展に伴い、近年中国におけるマーケティング活動を強化。今年1月にはウルスのプレミアイベントを中国7都市で行なった。ちなみにランボルギーニにとって米国に次ぎ、第2位の市場である日本でのウルスの発表は2月に開催された。


北京モーターショーでアジア初公開となった「ウラカン ペルフォマンテ スパイダー」。

展示車の1台の「ウラカン ペルフォマンテ スパイダー」は、今年3月にジュネーブモーターショーで世界初披露されたウラカン スパイダーの高性能バージョン。今回の展示がアジア初公開となる。“ハイパフォーマンス”と“オープン”の2つの要素を融合した贅沢なモデルで、5.2リッターV10エンジンは最高出力640hpを発生。乾燥重量1507kgの軽量化された車体をスタートからわずか3.1秒で100km/hに届かせる。また、最高速は先に登場したウラカン ペルフォマンテ クーペと同じ325km/hに達するという。

WRITER PROFILE
曽宮 岳大 Takeo Somiya
曽宮 岳大 Takeo Somiya

ICU大学院卒。自動車雑誌「LE VOLANT」、自動車webサイト「Driving Future」、「webCG」などを経て独立。2017年にコンテンツ・映像制作会社 株式会社フレズノを立ち上げ、企業やメディアのコンテンツ制作を手掛ける。

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