COLUMN
AUTOMOTIVE 26 Jun 2018

ドゥカティ スクランブラーというバイクから広まったコミュニティ

牧村 正治 Masaharu Makimura
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SNS上の友だちとのリアルな出会い

イタリアンバイク「ドゥカティ スクランブラー」がもたらした新しい世界は、思わぬ方向にも広がった。それは、新たな仲間が増えたこと。スクランブラー・コミュニティが広がり、彼らと共有する楽しい時間までが増えたのだった。今回はそんなエピソードをいくつか紹介したい。

スクランブラーのオーナーになって、さまざまな情報をWebで集めていたとき、特に活用したのがInstagramだ。ハッシュタグを駆使してスクランブラーの写真を探し、スクランブラー オーナーと情報交換をする機会が生まれた。そんなある日、箱根・大観山パーキングでばったり遭遇したスクランブラーオーナーS氏は、Instagramでフォローしている人だった。


Instagramで繋がっていたスクランブラーオーナー「S氏」と、箱根で偶然出会った。

S氏はバイク歴が40年を超えるベテランライダーで、納車直後から自身でいろいろなパーツを試し、自分好みのスクランブラーに仕上げていた。バイク初心者の僕にとってS氏の話はすべてが「目からウロコ」で、自分のなかで「バイクの師匠」と崇めるようになっていた。スクランブラーに乗っていなければS氏と出会うこともなかっただろう。

インスタつながりで関西の仲間ともツーリング

同じくInstagramで繋がった関西在住のK氏は、夫婦でドゥカティオーナーだ。ご主人はドゥカティのスポーツネイキッドモデルの「モンスター」、奥さんは「スクランブラー」に乗っている。SNSでやり取りするうちに、夫婦で箱根までツーリングするとのことで合流して一緒に走ることとなった。綺麗な富士山を期待していたK夫妻にとっては残念な曇り空ではあったが、とても気持ちよく走れる箱根のワインディングロードに魅了された。その後K夫妻は何度か箱根を訪れることとなる。


関西在住のK夫妻と箱根でツーリングした時のひとコマ。写真中央が「モンスター」、その両脇は「スクランブラー」。

また、僕自身の初めてのロングツーリングで関西エリアを訪れた際には、京都・滋賀のツーリングスポットへ案内してもらった。K夫妻には大変お世話になった。これもスクランブラーが繋いだ縁といえる。

スクランブラーの全国ミーティングに参加

Facebook内にもスクランブラーのコミュニティ『Ducati Scrambler Japan(以下DSJ)』というのがある。横浜で開催されたドゥカティジャパン主催のイベント『Land of Joy』で出会った数名のスクランブラーオーナーによって設立されたコミュニティだ。DSJには、北は北海道から南は九州まで200人を超えるスクランブラーオーナーが在籍している。DSJではメンテナンスやカスタムについての話、ツーリングイベントを開催するなどスクランブラーライフを満喫するための情報交換が日々行われている。なかでも年に1度行われる全国ミーティングは、東西から多数のスクランブラーが静岡県浜松市に集合するDSJ最大のイベントのイベントで、今年も9月に開催される予定だ。


同じバイクがずらりと並ぶ景色は圧巻だった。

DSJで個人的に楽しみにしているのは、日本各地のスクランブラーオーナーが投稿するツーリングレポート。まだ行ったことがないスポットやおすすめのお店を知ることができるので、ツーリングコースを考える際にとても参考になる。スクランブラーオーナーでまだDSJに参加していない方は、是非とも参加してみてはいかがだろうか。

バイク歴3年の僕にとって、スクランブラーを通じて広がったInstagramやFacebookのコミュニティは今や欠かせないものとなっている。カスタムやメンテナンスに関する役立つ情報はとても有益である。コミュニティで数多くの人たちとの交流が生まれ、いくつものスクランブラーライフに触れることができるようになった。それは自分のスクランブラーライフに大きな刺激を与えてくれている。

WRITER PROFILE
牧村 正治 Masaharu Makimura
牧村 正治 Masaharu Makimura

輸入車ディーラー「ヤナセ」、フランス車インポーター「シトロエン・ジャポン」「プジョー・シトロエン・ジャポン」を経て、フリーランスとして独立。トレーニングインストラクター、ライター、エディターとして活動中。自動車業界での経験は25年になるが、二輪に関しては免許取得して3年未満の新参者。

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